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介護士と看護師の違いとは?

こんにちは!関西の介護求人サイト「はーとケア」です。

介護業界では、さまざまな職種が連携をして、障害のある方や高齢者の方をサポートしています。
その中でも特に「介護士」と「看護師」は様々な場面での連携が必要となります。
それぞれの違いについて、なんとなくイメージできているけれど明確にはわからないという人は意外と多いのではないでしょうか?

今回は「介護士と看護師の違い」についてご紹介したいと思います。


介護士と看護師の違いとは

介護士と看護師の違い「国家資格、必須の有無」

まずは、大きな違いのひとつとして、国家資格が必須かどうかの違いがあります。

介護士は、資格を必ずしも必要とはしません。未経験からでも挑戦できる仕事と言えます。
介護士として仕事をしながら「介護福祉士」という国家資格を取得するという道があります。

一方看護師は「医療分野の国家資格」となりますので、文部科学大臣指定の大学または学校に通学し、必要な学科を修了する必要があります。その上で国家試験(准看護師は都道府県の試験)に合格し、免許を取得することではじめて「看護師」として働くことができます。

介護士と看護師の違い「業務内容の違い」

介護士の業務内容は、障害のある方や高齢者の方が安心して生活を送れるようにサポートすることです。
具体的には、身体介護(利用者さんの身体に直接触れておこなう介助)や生活援助(利用者さんの身体に直接触れずにおこなう身の回りの介助)などです。
詳しくは、介護の仕事とは?で紹介しています。

看護師の業務内容は、障害のある方や高齢者の方が健康にすごせるように、医師の診断や診療計画に従って、治療や療養生活をサポートすることです。
具体的には、血圧、体温、脈拍の測定や、注射・点滴・採血、カルテの記録、薬の管理などです。

介護士と看護師の違い「給与の違い」

厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると
それぞれの給与は、下記の通りとなってます。

介護職員 平均給与(月給・常勤)316,610円
看護職員 平均給与(月給・常勤)369,210円

※令和3年9月時点
参考:厚生労働省「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」


同じ介護の現場で働く、介護士、看護師という仕事ですが、業務内容や給与に随分違いがあるんですね。


そうだね、介護士と看護師には、資格の違い、業務内容、給与など、明確な違いがあるんだ。
利用者の生活のサポートにやりがいを感じるのか、医療分野で看護を通して人の役に立ちたいと考えるかによって、どの職種を目指すかの指針になりそうだね!