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介護業界で聞く「多職種協働」とは

こんにちは!関西の介護求人サイト「はーとケア」です。

「多職種協働」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
介護の現場では、様々な職種の資格を持ったプロフェッショナルがひとつのチームとして連携して、利用者の方が安心して健康に過ごせるよう、協力して働いています。
これを「多職種協働」といいます。

ある一つの問題に取り組むとき、職種の違いによってアプローチの方法が違うことがあります。
ある職種ではAのアプローチが良い(と考える)が、別の職種ではBのアプローチが良い(と考える)ということがあり、お互いを尊重しながら意見交換をしてよりよい方法を考えていくことが必要になります。

今回は「介護における、多職種協働」についてご紹介します。


介護現場で活躍する様々な職種

介護の現場では、下記のように異なる専門性を持った職種が集まり働いています。

・看護師
・介護士(施設介護員)
・訪問介護員(ホームヘルパー)
・ケアマネージャー(介護支援専門員)
・生活相談員(ソーシャルワーカー)
・サービス提供責任者
・施設長
・機能訓練指導員
・介護事務・受付
・調理・清掃スタッフ
・ドライバー

「多職種協働」のメリット・デメリット

利用者の方のケアにあたる際、看護師としての視点と介護士としての視点では、お互い「利用者の方がより快適に過ごせるように」という意識の元であっても、それぞれの専門性の違いからアプローチが異なることがあります。

それぞれの専門性から多様な視点で物事に取り組むことができるので、利用者の方にとって、より良い方法やアプローチを探すことができるというメリットがあります。
しかし、場合によっては、お互いの職種の違いによる考え方の違いによって対立が生まれたり、円滑の物事が進まないといったことがあるかもしれません。

お互いが、それぞれの専門分野を尊重しながら、円滑なコミュニケーションを図り、利用者の方にとって何がベストなのかということを追求していくことがとても重要になります。

専門分野のスキルと円滑な関係を築くコミュニケーション能力

「多職種協働」が求められている昨今の介護現場では、介護の経験や専門の知識はもちろんですが、同様にコミュニケーション能力が求められる場面も多くあると思います。


介護の現場では、本当に沢山の職種の人が働いていますよね〜。


そうだね。多くの職種があるよね。
どの職種がなくても、介護の現場はうまく回っていかないんだよ。
多くの職種(視点)があるから、それぞれの専門からの様々な意見がでることもありそうだね。
そういった場面でも自信をもって意見をだせるように、常に自分自身のスキルアップをしておきたいね。